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hida的キネシ術について。 日々、気づいたこと、体験したことなどの記録&日記です(^^)♪
昔、「たけしのTVタックル」他を見ているた時、当時、法政大学教授の田嶋陽子先生が、
露出度の高い服を着たり、いわゆる「女っぽい」服装の人たちを、親の敵か?というくらいの勢いで
「おしゃれというのは、結局、男に媚びるためのものなのよ」
(正確な言葉は覚えていないが、こういう意味で受け取れる内容)
というような発言を繰り返していたのですが、覚えていらっしゃる方はおいででしょうか?

この発言を聞くたびに「TVの演出上の問題もあるのだけれど、まあ、偏った、独りよがりな意見だなぁ」と私は思っていたのですが、

思春期などにこういうメディアを通した語幹の強い発言にさらされてしまうと、知らず知らずに影響を受けて、
がんじがらめにされて、その後、女性である自分のあり方がわからなくなって、女性である自分に嫌悪感を抱かれるようになってしまう方が、結構いるように感じます。

田嶋先生のような声の大きい人が大声で「ぴらぴらした服は男のためだ」というと、
それが本来、自分好みの恰好であったとしても、まるで自分が娼婦のような男に媚びるためだけに存在している、価値の内人間のように思えてしまったりするからです。
(そして過剰に汚い格好をしてしまう女性がいるのはもったいないことです)

家庭科でやったと思うのですが、衣服はそもそも「おしゃれ」のためにきているものではなく、
体毛(毛皮)を持たない人間が、体を保護したり、体温調節したりするために着る、という基本的な役目があり、
衣服は自分が生物として快適に生きるための最初の環境なのです。
権威付け、というのは、後から出てきた衣服の役割です。

ですから、肉の厚い人は体温が肉の薄い人よりも高いでしょうから、発生した汗を逃すのに、露出度の高い服を好んで着るようになるかもしれませんし、

反対に、肉が薄く、骨ばった体型の人は、寒さから身を守るために、スカートが何層にもなったお姫様のドレスのような服を好んで着るかもしれません。

それがたまたま、男性好みの容姿になったとしても、それは副産物であって、狙ってそういう服装にしたわけではない人もいるでしょう。

ですから、田嶋先生方式で「男受けする服装=男に媚びている」と結論づけるのは先走りすぎではないかと思います。

また、田嶋先生は、「女性がおしゃれをするのは、一番になって、男に獲得してもらうため」というようなことも言っていたと記憶しているのですが、

実際、女性の集団などにいると「女性がおしゃれするのはその群れの中で一定の地位を得て自分を守るためであって、決して男性のためではない」ということが肌でわかるかと思います。

なぜなら、女性が同性に感じる「美しさ・かわいさ・かっこよさ」は追求すればするほど、男性ウケが悪くなるからです(笑)
これは雑誌などで「女性がかわいいとおもう女性」ランキングが男女で違うのであきらかですよね。
そのうえで、男性雑誌のランキングなどを見ていると「好きな女性」と「恋人(結婚)したい女性」のタイプが大きく異なることもしばしばなので、「男うけする=モテる」でもないことがよくわかります。


よく「きらいきらい」と連発するのは、実はそれにあこがれているのに素直になれない自分がいるからだ、というようなことがいわれますが、

田嶋教授のようなフェミニストさんたちも、そうなのかな?と個人的には思えます。
なぜならこのような発言をされる方って、サラリーマンの背広に対応するような、パンツスーツにショートヘアという方がとても多いから。

「女の子っぽい服=男に媚びる。自分は男と同等=男の服を着る」という図式に見えて、とても安易。

女性の格好にあれこれ、イチャモンつけるのであれば、自分たちも自分たちのコンセプトにあうファッションを作りだせばいいと思いませんか?

ネイチャーな主張をする人たちや、ARTを主張する人たちのファッションが「ネイティブアメリカン風」であると、
結局、この人たちは、「ネイティブアメリカン=エコ・ネイチャー」という枠にがんじがらめになって、そのイメージを利用しているだけで、全然、オリジナリティー無い。

江戸時代の日本だってかなりエコな文化を持っていたのだから「麻のじんべえ」を着ても、エコでネイチャーは表現できますよね?

それとおんなじです。

なので「おしゃれは誰のためにでもなく自分のために」するものなので、なんと言われようと、他人の意見など無視して、(TPOはわきまえて)自分が楽しんでいいのです。

衣服=環境 なので、自分が快適に暮らすのに自分の快適さを追求していい部分のひとつです。
(もちろん、TPOはわきまえたうえで)

直木賞作家の 志茂田 景樹 さん はその点でとてもいいお手本なのではないかと思います。
お顔立ちはいい方なので、もっと素敵に見せる服はいくらでもあるでしょうに、御自分の好きな服を追求される精神はすてきです。

そして、毎日(人がなんと言おうと)自分好みの服を着て、気分が高揚するから、今でも生き生きとお仕事なさっているのでしょうね。

(今の田嶋先生の主張がどういうものだか知らない上で書いています。過去のこういう発言に影響を受けられている方が多かったので、名前をだしました)




【2014/03/31 13:31】 | セッションの中で気づいたこと
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